新そばを振舞い 組合が障害者施設に
小田原そば商組合(相澤美知雄組合長)は10月29日から社会福祉法人ほうあんのぞみ(上田理所長)の利用者らにそばを振舞っている。同組合のボランティア活動として毎年行っているもの。今年は1カ月かけて組合加盟の10店舗に同施設の利用者44人が訪れる予定。
初日、市内本町の「田毎(たごと)」には引率者を含め6人が来店。好きなメニューを選び新そばに舌鼓を打った。ざるそばを食べたという中村絵美さんは「コリコリしておいしかった」と笑顔でそばを楽しんだ。活動に熱心だった「こゆるぎ」の三宅信明さんが今年3月に亡くなり、開催が危ぶまれていたという。相澤組合長は「今年も開催できて良かった」と話した。