学生が先生に 小田短で食育授業
小田原女子短期大学食物栄養学科が、3月9日に第10回「おだたん食育村」を開催した。
地域貢献や交流、学生自身の実習を目的に2007年から行っているイベントで、この日は市内外から親子連れなど34人が参加した。栄養教諭を目指す学生20人が調理指導にあたり「大豆変身ものがたり」をテーマに、小田原産の大豆から豆腐やおから、豆乳を手づくり。その後、大豆の加工などを学びながらこの日の献立の「野菜たっぷり擬製豆腐」「ゆばあんご飯」「炒り卯の花」を作った。調理の合間には学生たちが手作りの教材を用いて地産地消や食育の授業を行った。
弟と一緒に参加した池上要太君(東富水小5年)は「ゆばはこうやって作るんだとわかった」と話した。料理が好きだという岡本美樹さん(富士見小5年)は「豆乳は苦手だけど、自分で作ったものはおいしそう」と笑顔をみせた。