自治会の協力に感謝 古紙リサイクル組合が20周年
小田原市古紙リサイクル事業組合(浅野弘人理事長)は5月26日、「紙・布類」の分別収集20年を記念し、保健センターで式典を開催した。式典には加藤市長のほか、木村秀昭自治会総連合会長をはじめ野地博、相川文雄、石川信雄氏ら分別収集の取り組みに尽力してきた歴代の自治会総連合会長が来賓として顔を揃えた。
浅野理事長は「組合と自治会、行政が協力し、安定的な回収システムを構築してきた。今後もより良いサービスを提供できるよう制度を守っていきたい」とあいさつ。また、未だに可燃ごみの中にリサイクル可能な「紙ごみ」が40%以上も含まれることに言及し、改めて分別収集の周知に力を傾注することを誓った。
式典では組合から自治会関係者に感謝状が贈られた。組合が一括収集を行うきっかけとなった「クリーン小田原21推進協議会」の立ち上げ時の自治会総連会長だった野地氏は「ゴミは捨てるものではなく、拾うもの」と持論を展開。組合の発展を願い、感謝の言葉を述べた。