西湘ソフトのハードな夏 男女ともに全国へ
市内の小学生ソフトボールチームからの選抜選手で構成されるチーム「西湘」が、男女ともに夏季全国大会への切符を手にした。男子は春の全国大会にも出場しており、春夏連続は初となる。
男子は6月の県予選会で、強豪の厚木クラブを3対0で下し優勝。何度となくピンチに見舞われるも、全員が集中して取り組むことで、失点を防いだ。主将の菊地翔吾くん(芦子小6年)は「ピンチのときこそ大きな声を出し、20人全員が笑顔で小田原に優勝旗を持ち帰りたい」と意気込みを語る。小林義忠監督は「一人ひとりが目標を持って練習してきた結果。全国優勝を目指し、選手を信じている」と激励した。
県内のほとんどのチームが6年生の中、3年生から6年生で構成されている西湘女子。5月の予選会では決勝戦で横須賀女子を相手に3対4で惜敗したが、準優勝で全国へ出場する。主将の寺澤夏海さん(芦子小6年)は「一球一球集中し、チーム一丸となって頑張りたい」と抱負を語る。佐藤祥生監督は「投手の調子も上がっている。常に全員が出て、全員で勝ちにいきます」と話している。
全国大会は8月2日(金)から5日間、男子は福島県福島市で、女子は奈良県大和郡山市で開催される。