介護士目指す5人の門出 東洋会で辞令交付式
社会福祉法人東洋会(崎村俊裕理事長)の本部で12月17日、フィリピン人の介護福祉士候補生に対し、辞令交付式が催された。
この日辞令を受けたのはサリノ マリテス アニーノさん(31)、アストロ ロウェナ メルカドさん(29)、ミランダ レーヤ ドゥンカさん(26)、バウティスタ マリニック ブナガンさん(27)、カーンドィ マニリン アコスタさん(27)の5人。新人職員代表としてあいさつしたバウティスタさんは「日本で働くチャンスを与えて頂き、ありがとうございます」と謝辞を述べた。
崎村理事長は「介護と日本語の勉強をしながら、楽しく仕事をしてもらえれば。資格取得に向け、頑張ってほしい」と激励した。
東洋会では介護の担い手が不足している状況を踏まえ、2009年から日比経済連携協定(EPA)に基づき、海外からの介護労働者の受け入れを開始。今回で5回目の受け入れとなった。
5人は同会が運営する特別養護老人ホーム「たちばなの里」に就職。在留期間の4年以内に介護福祉士の国家資格取得を目指す。