児童の手で返り咲き 町田小校歌ボード完成間近
町田小学校では、昨年3月に消失した体育館脇の桜の木が、春の訪れとともに姿を変えて甦る日が近づいている。
1月15日、同校工作室で6年生の児童が校歌ボードの制作に取り組んだ。桜の木でかたどった文字を、型抜きされた檜のパネルにはめ込むと、4㎜ほど盛り上がり、立体的に文字が浮き上がった。
パネルの裏面には友だちへのメッセージなどが書き込まれ、作業をしながら読みあう児童たちの笑い声が室内にあふれた。
日々野萌衣さんは「桜が姿を変えて一生残る物になってうれしい」とパネルを手に喜びを口にした。
今後は、文字パネルを枠に取り付け、体育館の完成にあわせ飾られる予定だ。