海外遠征で技に磨きを 小田高サッカー部が渡蘭
小田原高校サッカー部(渡辺清人顧問)が3月25日から4月2日まで、オランダ・ファルケンブルグを拠点に海外遠征を行った。 全員で攻撃と守備をする戦術、トータルフットボール発祥の地・オランダ。同校が目指す、パスをつなぐ戦術に磨きをかけようと、2年前から海外遠征を企画してきた。初の試みとなった今回は、監督とコーチ、部員27人が自費で参加。現地ではサッカー協会のコーチによる指導をはじめ、オランダ、ベルギー、ドイツの各地元クラブと計4試合を行った。武井健太主将(3年)は「同世代の選手の身体能力の高さを肌で感じ、今後の課題が明確になった」と話した。名門チームのアヤックスやレバークーゼンの試合も観戦。生徒にとり、収穫の多い遠征になった。
鍵和田慎平副主将(3年)は「個々のフィジカルの弱さを痛感した反面、自分たちのパスサッカーが海外でも通用することが確認できた。この経験をこれからに活かしたい」と振り返った。