3度の雪を乗り越えて 瑞雲寺で梅の初もぎ
市内上曽我の瑞雲寺の梅林で5月21日、関東で一番早い梅の初もぎが行われた=写真。
この日収穫されたのは、梅酒用の品種「白加賀(しらかが)」。直径40㎜以上ある2Lサイズ約50kgが収穫され、京浜方面の市場にサンプル出荷された。本格的な出荷は25日から始まっている。
市梅研究会の穂坂成雄会長は「今年は開花が1月28日頃と、近年になく順調だったが、開花後の雪や、実ができてからの強風で、落下などの影響を受けた。収穫量の見込みは例年並みの(梅酒用・梅干用合わせて)315トン」と語った。