小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2014年12月20日
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報徳幼稚園(久保寺佳香園長)の園庭で12月12日、相撲大会が開催された。
隣接する報徳小の1年生を相手に相撲をとる、同園の恒例行事。西栢山自治会の協力により、園児らが近隣農家から提供されたわらで土俵づくりも行っている。行事役は、旭丘高校相撲部顧問の岸田光弘教諭と3年生の津田虎之君が務めた。
また、大会後には保護者らが調理したちゃんこ鍋もふるまわれた。同園では県公園協会の指導のもと園庭で野菜作りを行っており、今回のちゃんこにも園児が収穫した野菜が使われた。
「おいしい、おいしい」と、あっという間にちゃんこをたいらげていた園児に、同協会の島根正隆さんは「自分たちの作った野菜で、なおさらおいしいのでは」と目を細めていた。
岸田教諭は、「土俵作りから園児たちが手がけているのは、本当にすばらしいこと。相撲文化を残していくためにも、こうした活動が小田原市全域に広がればいい」と話していた。