小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年4月4日
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小田原魚市場に3月14日、金色に輝くヒラメ=写真=が水揚げされた。江の島片瀬漁業協同組合を通じ、現在は新江ノ島水族館で展示されている。
ヒラメは70cm、約4kgと大ぶりで、生後6〜7年の個体。通常は茶褐色の背中側に、黄色が強く出ている色素の変異個体とみられる。
漁獲したのは和田丸の和田博行さん。朝方まだ暗いうちに刺し網を引き上げると、見るからに1尾だけ光り輝く魚が目に入った。和田さんは「15年の漁師歴で、初めての出来事だった」と話す。
水族館の飼育担当者は「数年に一度の珍しいもの。(目立つせいで)外敵から身を守れず、餌も獲りづらいのに、よくここまで大きくなった」と話している。