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「久野の底力を実感」 住民の支えあい活動

社会

公開:2015年4月4日

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サービスの担い手も地域住民
サービスの担い手も地域住民

 久野地区で昨年11月に始まった住民同士の支えあい活動。開始から5カ月が経過し、依頼件数も順調に増え続けるなど活動が地域に根付き始めている。

 この活動は、同地区の地域福祉コーディネーターが組織した「ささえあい久野・ひまわりの会」(久保寺征一会長)が行っているもの。電球の交換や家具の移動など、高齢者や子育て世代を対象にした生活支援サービスを提供している。

 「サポーター」と呼ばれるサービスの担い手も地域住民。資格や経験を活かしたい人や定年退職後の時間を活用したい人など、現在52人が登録しており、依頼内容に応じ、適したサポーターを派遣する仕組み。気兼ねなく利用してもらおうと、「ゴミ出し1回100円」などサービスは有償だ。

 3月31日までに受けた依頼64件の多くは、70歳以上の高齢者から。玄関ドアのネジの付け替えを頼んだ女性(73)は、「夫が認知症なので男手が必要な時に助かる。顔なじみなのも安心」と、利便性について話す。また、久保寺会長は「サポーターも非常に協力的で、久野の底力を感じた。依頼主には独り暮らしの高齢者も多いので、単に仕事だけでなく会話も心がけている」という。

 一方、会の発足にも携わった小田原市社会福祉協議会の芳賀理美さんは、「こうした活動は東富水、早川に続いて市内3例目。日常的な見守りにもつながるので、他地域にも広がっていけば」と期待を寄せる。

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