小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年4月22日
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早川河川漁業協同組合(細川孝組合長)は4月13日、市内入生田の太閤橋下河川敷などで、6月1日のアユ釣り解禁に向けて昨秋に孵化した稚鮎(4〜5cm)約290kgを放流した。1950年に始まった事業で、当日は会員14人が参加。鮎は6月までに最大約16cmの大きさに成長する。
放射線検査が今年から解除されるなど、川の状態も昨年に比べ良好。2月14日にすでに天然物の鮎の遡上が確認されたという。また天敵といわれるカワウの対策として、市内6カ所に竹を沈め、ロケット花火を放つなど例年以上に強化を図る。
また、同組合では夏までに880kgの鮎を放流していく予定。細川組合長は「今年は釣れます。昨年より大きいものを放って、いつでもどこでも釣れるような形をとりたい」と話した。