小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年10月28日
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ロボットの主人公が、得意のパン作りで金銭的に困窮した一家を救い、大火災での人命救助、魔女退治に大活躍。人間と心を通わせながら生きるロボットを描いたオペラ「ロはロボットのロ」が、10月24日に報徳小学校で上演された。
芸術や音楽の鑑賞会を毎年行う同校。今年は、文化庁の「文化芸術による子どもの育成事業」に申し込み、こんにゃく座(川崎市)による公演が実現した。歌を交えて芝居を進めるオペラを、全校児童が鑑賞。間近で見る俳優たちの演技に、ときには笑い声や悲鳴をあげ、大きな拍手を送った。
6年生の高橋侑雅君は「おもしろい場面、悲しい場面など工夫されていてすごいと思った」と言い、萩元さくらさんは「また見たい」と初めて触れたオペラを堪能した。