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絵本で「感じる」自閉症 2月17日 ブックトーク

社会

公開:2018年1月27日

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竹山さん親子(上)と平井書店に並ぶ絵本
竹山さん親子(上)と平井書店に並ぶ絵本

 真鶴町在住のイラストレーター三木葉苗さんが手掛けた絵本「すずちゃんののうみそ」が1月19日、岩崎書店から出版された。三木さんは2月17日(土)、小田原市栄町のmame元カフェで開催されるブックトークに、文章を考えた竹山美奈子さん(三島市在住)とともに参加する。午後4時〜5時、定員30人。参加費1000円(飲み物付)。

 同書は自閉症スペクトラム(ASD)のすずちゃんの母・竹山さんが卒園前に、すずちゃんの友達に伝えたい思いを綴った手紙がもとになっている。手紙を読むだけでは味気ないと思い、紙芝居で伝えようと決め、三木さんに相談した。

 三木さんの5歳下の妹もまたASDだった。竹山さんは1つだけ「障害をうやむやにせず、はっきり子どもたちに教えたい」という願いを三木さんに伝えた。ずっと妹を見て思っていた「頭の中の思い出が紙吹雪みたいにチリチリになって飛んでいくイメージ」を三木さんは描き、竹山さんの思いともぴったり重なった。2016年3月、三木さんのイラストに、三木さんの妹が書いた題字をのせて、紙芝居が自費出版された。園児たちに披露した後、保護者たちの口コミで保育園や学校、イベントなどで紙芝居は活用され、要望も増えたことで絵本化に至った。

 三木さんは「見えなくても『ある』ものの存在を感じて欲しい。すーっと心に届いたらうれしい」と語った。ブックトークの問い合わせは平井書店【電話】0465・22・5370へ。

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