第24回日本リトルシニア全国選抜野球大会が3月25日から31日まで大阪府内で行われ、全国から48チームが参加し、小田原足柄が出場した。
2年ぶりの出場となった小田原足柄。前回大会は事前の関東大会でベスト4入りしながらも初戦で敗退。「先輩たちが越えられなかった一勝」の悔しさを胸に今大会に挑んだ。
初戦の和歌山戦では先発した和田力也君と山口謙作君が好投。4番に座った赤石航聖君にも久しぶりの快音が響くなど3―0で好スタートを切った。続く2回戦の強豪・大宮戦では、3回まで0―0の緊迫した展開に持ち込んだが0―4で敗退した。
津川真人監督は「チャンスは作れるがあと一本が出なかった。一勝することの難しさを知らされた。子どもたちには全国で戦ったことを将来の宝にしてこれからもプレーしてほしい」と今後に期待を込めた。
チームは同時期に阪神甲子園球場で行われていた選抜高等学校野球大会も観戦した。選手たちは初めての甲子園を前に「自分たちもいつもかここで」と目を輝かせた。4月から新1年生が加入し、部員が44人となった小田原足柄。拠点の久野グラウンドから夏の全国大会を目指し、再スタートを切った。