小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年6月2日
エリアトップへ
かつて旧日本専売公社(JT)の専用線が通っていた足柄駅西側をひまわりで彩ろうと5月27日、久野坂下自治会による種まきが行われた。
JT跡地で商業施設を計画している(株)イオンタウンとの共同作業で、「福島ひまわり里親プロジェクト」に賛同して昨年から始まった。育てたひまわりから種を収穫し、被災地へ送る企画で、今年は2000本分の種を準備。ドローンでの空撮も行われる中、70人以上が種まきに精を出した。参加した中村葵ちゃん(3)・京ちゃん(1)姉妹は歓声をあげながら土いじりに夢中になっていた=写真。
須藤務自治会長は「(同社が)当初から地域活性化を考えて共に活動してくれて、住民が一丸になれた」と目を細めた。福本洋一開発統括部長も「皆様と共に去年の記録を越えたい」と期待を寄せており、今後の開花が待たれる。