小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年6月23日
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「小田原の人たちに歌ってもらいたい」という一心を歌に込め、歌手の北原明さん(日本歌手協会会員)が今年4月に新曲「川はたそがれに流れる」のカップリング曲として「哀愁の小田原」を収録した。「ずっと『小田原』を歌いたかった。気持ちよく歌ってもらえる爽やかな歌にした」と微笑む。作詞、作曲は自ら手がけ、「全国に住む小田原出身の人に故郷を懐かしんでほしい」と歌詞には城下町、学橋、お堀端といったゆかりのワードを盛り込んだ。
飯泉で生まれ育ち、大学卒業まで小田原で過ごした。「歌手になりたい」と小学6年生からレッスンに通った。30年に渡り、社交ダンス音楽を歌い続け、95年にはメジャーデビュー。横浜をはじめ、都内や名古屋など全国各地で活動するが、意外にも地元との接点は「あまりない」そう。だからこそ、この一曲をきっかけに「地元イベントがあれば率先して、歌いたい」と話す。北原さんは7月7日(土)に小田原市民会館で行われるカラオケ大会にゲスト出演する。