小田原市と足柄下郡の児童生徒が、夏休みの自由研究として取り組んだ作品を展示する「第68回小田原市児童生徒科学展覧会・足柄下郡生徒科学展覧会」の特別賞表彰式が10月5日、生涯学習センターけやきで行われた。約350点の中から小中学校各10点が特別賞に入賞し、児童生徒らが表彰された。
小学生の授賞式で市小学校教育研究会の矢島淳理科部長は「日常の『なぜ?』からスタートしている研究が多かった。長年継続して研究している作品は科学の基礎研究のいしづえを築いている」と講評した。
また、中学生の授賞式では小田原・足柄下地区中学校教育研究会の松下嗣利理科部長が「どの作品も研究内容の深さと真理をもとめる姿が素晴らしい。レイアウトや図表など、研究内容をどう見せるかも考えられていた」と評価した。
特別賞受賞者は以下の通り。敬称略。
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【小学生の部】
〈教育長賞〉石渡愛美(富士見6年))/梅澤佳奈子(足柄6年)/小笠原麗愛(東富水4年)/長山心奏(富水1年)/直木和空翔(国府津1年)
〈小学校長会長賞〉志水聡美(三の丸6年)/木内惟人(桜井3年)/川原奈子(三の丸5年)/近藤佑太(久野6年)/加藤夏輝(国府津5年)
【中学生の部】
〈教育長賞〉渡邉渚月(城南3年)/前田廉(酒匂3年)/香川陽向来(千代3年)/近藤友揮(泉1年)/村上ひより(真鶴3年)
〈中学校教育研究会長賞〉柏木麻子(酒匂3年)/高橋和希(白山3年)/仲野美優(鴨宮3年)/尾崎誠太郎(白山3年)/廣瀬夏葵(真鶴3年)
なお、中学生作品のうち、特別賞入賞作品を含む15点が10月上旬に行われた「日本学生科学賞神奈川県作品展」に出品された。