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放射線科を紹介 医療レポート足柄上病院シリーズ㊳ 画像診断の専門医が常勤に 取材協力/県立足柄上病院
足柄上病院の放射線科に4月から、吉田哲雄医師が常勤となった。普段あまりなじみがない「放射線科」。どういったことを行うのか話を聞いた。
―放射線科ではどんなことをするのですか?
放射線科には放射線診断と放射線治療があります。私は放射線診断専門医なので、技師が撮影した画像の読影(どくえい)をして、主治医に渡す読影レポートを作成します。また画像を見ながらカテーテルなどで治療するIVR専門医でもあります。
―「読影」とは?
臨床各科からの依頼により、X線で身体の断面を撮影するCT検査、磁石と電磁波を使い断面を撮像するMRI検査等の画像を観察し所見を読み、診断することです。
―画像診断の専門家ということですね
そうです。主治医は専門領域を中心に画像を見るので、それ以外の場所に偶然病変が写っていたとしても判断が難しい場合があります。そういった病変も診断することができるのが特徴です。
―放射線診断専門医は少ないと聞きますが
全国におよそ5千人と少ないです。院内に常勤医師がいると、担当医師とのディスカッションやカルテの確認が出来るので、精度の高い診断が可能です。
―検査での早期発見等でも期待できますね
迅速で正確な情報の提供に努めます。また開業医の先生方との連携により、私の地元であるこの地域の医療の発展に貢献できるよう取り組みます。
地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立足柄上病院
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こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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