小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2019年6月15日
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元小田原市議の細田常夫氏が6月4日、病気のため山近記念総合病院で死去した。88歳。自宅は小田原市小八幡。6月6日に通夜、7日に告別式が市内で営まれ多くの参列者が故人を偲んだ。
細田氏は埼玉県飯能市出身。専修大学を経て鉄道工事会社への就職を機に小田原へ。1963年、32歳で市議選に初当選。今年4月に引退するまで通算10期40年にわたり市政の発展に貢献。第46代副議長を務めたほか、鉄道関連の事業に情熱を注ぎ小田原駅東西連絡通路の開通にも尽力した。
議員引退後、当紙「人物風土記」(4月27日号)の取材では、起床後に体操と腕立て伏せを日課にしていること、2人の孫の成長を楽しみにしていることなどを話し、「地域のためになることを(議員とは)違う視点からやりたい」と思いを語っていた。