小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2019年8月17日
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小田原の夏の風物詩「梅の土用干し」が7月末から8月20日頃まで市内梅農家で行われている。
土用干しは、6月に収穫した生梅を塩で漬けた梅漬けを、梅雨明けの晴天が続く日を見計らい、ざるなどに並べて3日間、日干し、夜干しをする作業。生産者の川久保和美さん(曽我別所・65)は、40年以上梅干し作りに携わり、昔ながらの手返しにこだわる一人。「今年は昨年の半分の3tと少ないが粒は大きめ。干す時の天気にも恵まれた」と話していた。干した梅は、3カ月間ほど寝かせ、年末から年始に出荷する。