小田原を拠点に活動する4人組ガールズバンドTHE PARTYS(ザ・パーリーズ)が、結成10周年記念ライブを11月3日に市民会館大ホールで開催した。
開演を待ちわびる観客の手拍子に押され、テーマ曲に乗って登場した4人は、代表曲『PARTY!PARTY!!PARTY!!!』、『NOKOTTA!』でライブをスタート。温泉や寿司など日本文化をテーマにした楽曲を次々と披露した。
地元のダンスチームや高校生らとコラボレーションしたステージも実現した。小田原市の公認を得て誕生した『おだわら梅丸音頭』は、相洋高校和太鼓部の生徒たちとオリジナルの振り付けを交えて初披露。愛らしい「うめまるポーズ」を決め、客席と一体になった。その後も2度のアンコールを含め全21曲を歌い上げ、2時間半にわたるライブは盛況のまま幕を閉じた。
ライブ中、小田原を活動拠点とすることに触れたボーカルのBettyは「音楽は好きでやるもの。気づかせてくれた人がいっぱいいた」と感謝の思いを吐露。大舞台を終え「大ホールでのライブは大きなチャレンジだった」(Jennifer)、「私たちの音楽と皆様の歓声、拍手の余韻がまだ消えない」(Rachel)と興奮気味に話し、ギターのNancyは「今後も小田原のアイコンとなり、小田原の素晴らしさを世界へ発信できたら」と語った。