小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2019年11月16日
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ガス会社の(株)古川(小田原市寿町・古川剛士社長)が11月10日、36区自治会と合同防災訓練を実施した。
法人会員として自治会に加入する同社が、災害時における協力体制を構築しようと3年前に始めた取り組み。この日は大規模地震によるガス漏れで発生した火災を想定し、放水消火訓練などが行われた。
災害時に地域が活用できる同社の設備も紹介されるなか、自治会員らの関心を集めたのはLPガスによる発電装置。携帯電話の充電に役立ててもらおうと、電源タップも備えているという。
同自治会の根上寿雄会長は「企業も含めてひとつの地域。ガス会社で専門知識もあり心強い」と訓練の感想を話した。