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小田原不動産 集い、奏で、響き合う ピアノカフェ伊勢治オープンへ ランドリー併設
小田原駅から歩いて6分。中心市街地の賑わいと昔ながらの商店街のたたずまいが交差する「銀座通り」に、この春新しい注目スポットが誕生する。
通り沿いのマンション・セルアージュ小田原銀座通りの1階にあった「伊勢治文具店」がダイナシティ小田原に移転した。その後を継いでオープンするのが「ピアノカフェ伊勢治(仮)」だ。
仕掛け人は、有限会社小田原不動産を経営する藤井香大さん。不動産を通して暮らしやビジネスを支え、また近年は大井町中央区画整理事業など、地域の魅力や潜在力に着目した開発事業なども手掛けている。
「小田原の文化のシンボルでもある『伊勢治』を後世に伝えていきたい」。1680年(延宝8年)から続く老舗の発祥地でもある地元の人々にとって、『伊勢治』は単なる屋号ではなく場所を表すランドマークのようなものだという藤井さん。「ピアノカフェ」はいくつかの店名の候補のひとつだが「伊勢治」の文字は入れたいという。
いろいろな人が集まる空間に
お店は3月のオープンに向けて改装工事が続いている。お茶を飲んだり習い事をしたり、仕事をしたりと、さまざまな目的で人が集まる空間がコンセプトだ。
カフェではコーヒーやソフトドリンク、軽食などを販売、Wi―Fiや充電器は無料で利用できる。文具類も取り扱う予定。
ほかには文具や事務用品を共有で使えるコーナー、A0サイズなどが印刷できる大判プリンターや複合コピー機も導入予定で、最近注目のシェアオフィスとしての機能もある。「貸しスペースとして英会話やヨガ教室などにも使っていただければ」と思いは膨らむ。更に、布団も洗える最新の大型コインランドリーを導入。洗濯している間の時間も有効活用できそうだ。
本当の「市民型事業」として
商店街の活性化、地域の賑わいづくり--。多くの例を知るプロとして「無責任な市民事業や補助金頼みではダメ」という。理想が先走り事業計画が甘い取り組みは、補助金が途切れると頓挫するケースが多いからだ。
小田原不動産では、同マンション2階で企業主導型保育所「クーピーガーデン」を運営。周辺に住む子育て世帯のサポートを念頭に、事業としても成立させている。「今度のカフェも補助金等は使いません。市民・住民のアイデアを企業が事業化する形で進めたい」という。
カフェ店舗には、グランドピアノを設置し、誰でも自由に弾けるようにするという。住民と企業がハーモニーを奏で、その取り組みが響き合うように地域に広がっていく。「伊勢治」の新たな1ページが始まろうとしている。
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こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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