小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2020年2月29日
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財政を切り口に「過去」「いま」「これから」を考える市民向け講座「おだわら義塾」が2月10日、国際医療福祉大学小田原キャンパスで開催された。小田原市南町在住で慶應義塾大学経済部教授の井手英策さん(47)が今年1月に開講し、今回で2回目。「勤労」をテーマに、歴史の中で形成されてきた日本人の意識を紐解き、データをもとに諸外国とも比較。「働かざるもの食うべからずの、働かざるものとは一体誰のことなのか」、「生活保障をもらわずに、貧しくなっても働くのはなぜ」などを社会学的に考察した。
「情報にふれた時にどう感じるか。気づきが大事」と井手さん。毎月1回行われる予定で、次回は3月25日(水)、同キャンパス7階看護実習室で午後7時から9時。参加無料、申し込み不要。詳細はフェイスブック「おだわら義塾」で確認を。