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小田原市旧豊島家 国登録の有形文化財へ 今後の宿泊利用に期待

文化

公開:2020年7月25日

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18年に行われた内覧会の様子
18年に行われた内覧会の様子

 小田原市栄町にある和風住宅「旧豊島家」が国登録の有形文化財(建造物)として登録される見通しとなった。7月17日に行われた国の文化審議会が文部科学大臣に対し「住宅主屋」「門と塀」2件を登録するよう答申した。正式な登録は今秋以降の予定。

 旧豊島家は箱根町の開業医、故豊島牧四郎氏の別邸として1941年に建築。瓦葺屋根付き門と黒板塀に囲まれた敷地には、書院風と数寄屋風の意匠を組み合わせた木造平屋の母屋と和風庭園を備える。

「大きな付加価値」

 2015年に市民から土地と建物の寄贈を受けた市は18年度から維持、保全を行い「豊島邸」(一月庵)として民間に貸し出しなどを実施。今年1月に小田急電鉄(株)と基本協定を交わし、外国人観光客を想定した1棟貸しの宿泊施設として利活用すると発表していた。

 市文化財課の担当者は「新型コロナの影響で現在は開業時期などを調整しているが、国登録文化財となれば、民間利活用の中で大きな付加価値となる。海外からの集客含め大きく期待している」と話している。小田原市内には現在、23件が国登録の有形文化財(建造物)となっている。

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