小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2020年10月3日
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小田原警察署から防犯の呼び掛け（資料提供・同署）
「電話でお金の話が出たら詐欺と思ってほしい。相手の話を長く聞いてしまうと誘導され、騙されてしまうことが多いので、すぐに電話を切って警察に連絡、相談してほしい」。小田原警察署生活安全課の後藤利雄課長は、防犯対策についてそう呼び掛ける。
同課によると、小田原警察署管内での特殊詐欺認知件数は、今年８月末現在で26件で、昨年同期比29件減少。被害総額は昨年同期の９２１８万２４５３円より少ないものの、５３１５万４０００円に上っている。
住民の防犯意識を高めたいと、同署では自治体配布物に注意喚起の内容を印刷してもらうなどの啓発活動を進めているという。また、同署担当者は「犯人は声を録音されるのを嫌うため、留守番電話機能を使うのも有効。『私だけは大丈夫』と思っても、相手は騙しのプロ。油断しないで」と話している。
