小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2020年12月19日
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小田原城天守閣などで12月9日、1年の間に溜まった埃などを清掃するすす払いが行われた。
新年を迎える準備として、笹の葉が付いた竹の枝で汚れを払い落とす冬の恒例行事。例年は小田原城総合管理事務所の職員5、6人がかりで作業を行ってきたが、今年は新型コロナウイルス感染症防止対策で3人が密を避けて掃除を行った。
天守閣や城址公園内の常盤木門、銅門で職員が継ぎ目やくぼみを払うと埃やチリが舞い落ちていった。同事務所の和田英明所長は「今年は天守閣復興60周年だったが、3月末から2カ月休館に見舞われるなど大変な1年だった。1年の汚れとともに嫌な雰囲気も吹き飛ばし、新たな気持ちでお客様を迎え入れたい」と話した。