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世界が憧れる『シニア活躍の街』へ 小田原市生涯現役推進協議会
意欲あるシニアがアクティブに活動できる『新しい生涯現役社会』の実現へ
定年退職後や子育てが一区切りついたシニア世代を『地域の貴重な人材』として捉え、新たな就業機会や地域活動の仲間づくりに障壁なくつなげて行く――。
2018年度の設立から3年目の活動にまい進する「小田原市生涯現役推進協議会」が集大成の時期を迎えた。60代を中心とした9人の地域有志は、昨年から続くコロナ禍でも工夫しながら活動を継続している。
ヒトとコト 活性を
小田原市にはシニア世代(ヒト)と企業・団体(コト)をつなぐ「シニアバンク」制度がある。双方の登録からマッチングを促し、地域のヒト・コトを活性化させるのが同協議会の目指すところだ。
市内企業へシニアの就業を提案する「支援員」と、シニア向けセミナー等の企画・事務機能を担う「事業推進者」で組織される同協議会。市役所2階市民ロビーに常設されている「セカンドライフ応援窓口」と連携しながら日々の活動に取り組んでいる。
これまで各メンバーは企業に訪問してのバンク登録促進と、セミナーと登録企業紹介を合わせたイベントなどを実施。企業と人材、双方の登録数に加えマッチング実績を着実に伸ばしてきたが、昨年はコロナ禍により活動が制限される事態に。
新たな発見も
メンバーが取り組んだのがコロナ禍に対応した活動へのシフト。直接訪問は電話での案内に変更、セミナーはDVD撮影して希望者に配付するなど工夫を加えた。軌道修正は功奏し、3年間で約150の地域企業と約550人のシニア人材登録に結び付けるなど、成果を上げている。
メンバーの一人で事業統括員を務める横田篤さんは「観光業では想定外の求人ニーズが生まれたこと、実際のセミナーには参加できない方々へのDVD送付など新たな発見ができた。コロナの影響は確かに受けたが、これまでとは異なる掘り起こしができたことは大きい」と手ごたえを話す。
厚生労働省も支援する同協議会の次のステップは、3年間で蓄積された実績や経験の発展。小田原市が目指すセカンドライフの充実した地域の姿に向け、これからの活動にも注目が集まる。
企業と市民へ、気軽な相談の場セカンドライフ応援窓口
シニア世代の就労促進と企業雇用相談に応じるセカンドライフ応援窓口。シニアバンクの案内から人と企業のマッチングまで、来庁/電話で相談に乗る「頼りになる」窓口。市役所2階市民ロビーで平日の午前10時〜午後4時まで開設されている(【携帯電話】080-4569-4583)。
小田原市生涯現役推進協議会
小田原市荻窪300番地 小田原市役所企画政策課内
TEL:0465-33-1318
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こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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