小田原市本町と浜町にまたがる小田原かまぼこ通りで、4月25日(日)までの土日に、「さくら新酒めぐり」が行われている。主催は小田原かまぼこ通り活性化協議会(脇谷和孝会長)。
神奈川の地酒13蔵の春の新酒と、かまぼこ通り周辺9店の名物を味わえるという企画。昨年は新型コロナの影響でこの時期の開催は見送られたが、今年は密を避けるために日程を8日間に、時間帯を各日3回に分けて実施している。
天気に恵まれた4月10日は、市内外から30人ほどが参加した。酒蔵の経営者が応援に駆け付け、新酒を直々に説明するなど、ファンを喜ばせていた。小田原市内から参加した夫婦は、「13蔵の新酒を飲み比べられる機会はなかなかないのでうれしい」と、2時間ほどかけて通りを散策。受付で配布されるオリジナルのトレーに新酒と名物を乗せ、海岸や神社を散策する姿もみられた。都内からの参加者は「今まで熱海に行くのに通過していたが、歩いてみると古いお店や街並みが残っていてとても良いところ」と笑顔で話していた。
さくら新酒めぐりは4月17日(土)、18日(日)、24日(土)、25日(日)にも開催。受付は小田原宿なりわい交流館で午前10時、正午、午後2時の3回。事前予約優先で各回先着30人。当日販売価格は3500円、キッズセット500円。同協議会のホームページで前売券(3200円)も販売している。(問)事務局【電話】080・9541・6914