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公開：2021年5月29日
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守屋市長に要望書を渡した曽我支部長（左から３番目）
神奈川県タクシー協会小田原支部（曽我良成支部長）は５月19日、新型コロナウイルスワクチン接種会場への移動手段にタクシーの活用を求める要望書を守屋輝彦小田原市長に渡した。
同支部は、コロナ禍で利用者が減少する中、タクシー事業者の支援を視野に、接種対象の高齢者に自宅等から接種会場までの往復に利用できる無償タクシー券などを配布する措置への協力を求めた。曽我支部長は「高齢者の新型コロナワクチンの接種が始まるにあたり協力したい。自力で行けない高齢者などの助けになり、また、接種率向上にもつながる。検討をお願いしたい」と要望。守屋市長は「市内の各医療機関で円滑にワクチンを受けてもらうための移動手段も大切。他の自治体でもタクシーを活用した取り組みを行っていることも承知している。参考にしたい」と話した。
同支部はその後、市議会議長にも同様の要望書を渡した。
全国には新型コロナワクチン接種会場までの移動手段として、高齢者にタクシー券などを支給する自治体も見られている。
