小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2021年12月18日
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東日本大震災で被災した福島県南相馬市がこのほど、復旧・復興支援活動を行ってきた団体や個人に感謝状を贈呈した。県西部では小田原市を拠点にする4団体と2個人に贈られた。
「報徳の森プロジェクト」は、木製ベンチや内装材を贈るなど小田原の林業再生と被災地の応援を両輪で行う。高木大輔会長は「支援というよりも交流という気持ちで続けている。今後も世代を超えてつながりを持ちたい」と話す。
「小田原のこころを届けるプロジェクト」は、ミカンなどを届けるほか、地元産業の手伝いも行っている。今野正徳代表は「支援から始まったが次第に応援に、今はご縁となった。出会いに感謝している」とコメントした。
また個人で支援活動を始め、現在は「小田原のこころを届けるプロジェクト」メンバーの北村千波さんと、小田原高校定時制教諭の入月昌志さん(生徒と交流施設の下駄箱製作)、小田原市立橘中学校、小田原城北工業高校にも感謝状が贈られた。