久野カラオケ愛好会の発表会が4月21日(日)、扇町の多古しらさぎ会館(五百羅漢駅徒歩7分)で開催される。午前9時30分から。
久野地区の自治会にある約10カ所のカラオケサークルで組織される愛好会。普段はサークルごとに活動しているが、年2回一堂に会して行う発表会が恒例行事で、今回が42回目の開催となる。
最盛期には70人ほどいた会員は現在45人。年々減少傾向にあり、70〜80歳代が中心と高齢化も進む。だが、カラオケは会員たちにとって心のよりどころ。女性はおめかしをして臨む発表会は練習の成果を披露する機会だけでなく、一人暮らしの高齢者も多いなかで貴重な地域交流の場ともなっている。
定年退職後に入会し、人前で歌うことが「今でも苦手」という本間隆会長(74)は、「年をとると人との新たなつながりが減ってしまうが、カラオケのおかげで地域に友人が増えた。それが一番の魅力」と話していた。
入場無料。発表会の最後には花鉢のプレゼントあり。問い合わせは本間会長【電話】0465・34・5457、当日は同会館【電話】0465・35・0174へ。