県政報告 公共グラウンド等(スポーツ施設)の利用の在り方について 民主党・かながわクラブ県議団松本(マツモト)清(キヨシ)
泉区には多くのスポーツ施設(グラウンド)があるが『効率的な使用が出来ない』との声をよく耳にする。その要因となっているのが「利用予約システム」による抽選申込制。システムに登録した県内(県施設)、市内(横浜市施設)の個人や団体から一斉に申し込みを受け、希望日時が重なれば抽選で使用団体が決定するシステムだ。中には抽選の確率を上げるため、1つの団体が複数の人物名で申し込む例もあるという。これでは公平性を欠くばかりか、当たる確証が持てず、計画的な大会等の企画も出来ないのが現状だ。泉区には中田中央公園や神明台、境川遊水地等、素晴らしいグラウンドがあるが、ほとんどの利用者が他区等の団体で、地元のスポーツ団体や協会も大会を設定できない。これは、他地区の団体でも同様で、行き当たりばったりの抽選では、計画的な利用に支障が生じているのは明白である。
そこで提案したいのが、各地区の団体の登録数に応じて1年間の使用枠の日数を設定し、各地区で話し合いや抽選を行うという方法が、より効果的だと考える。各施設は委託された指定管理業者が運営を行っているため、県や市から統一的な働きかけを行う必要がある。県と市、それぞれの議会から働きかけられるよう全力を尽くしてまいりたい。
現在、深谷通信施設の跡地利用に際し、様々な公園やスポーツ施設の要望があるが、せっかく泉区に素晴らしい施設が出来ても、地元の団体が利用できないという事態だけは、何としても避けなければならない。
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