県政報告 泉区も「二刀流」〜高齢化率と出生率と〜 神奈川県議会議員 田中しんじ
メジャーリーガー大谷翔平選手の「二刀流」に益々注目される本年、泉区でも「二刀流」があるのではと調査しました。
高齢化率5位出生率は2位
泉区では高齢化率が高く、市内5位の高さを誇ります。一方、子どもが産まれてくる数値の「合計特殊出生率」は市内2位の高水準であり、全国平均をも上回る高さです。本来なら高齢化率が上がれば、子どもは産まれにくくなるので出生率は下がります。相反する関係にある2つのデータから常識ではあり得ない「高齢者が多い、子どもも多い」という「泉区二刀流」が判明しました。
背景を推察する
考えられる要因として泉区は「戸建て保有率が市内1位」というデータがあげられます。家族で子どもの数が増えれば、当然「住居」が必要になります。2人以上の子どもがいると、どうしても部屋数の多い「戸建て」需要が高まり「住むなら泉区」ということになります。そこから3人、4人の子どもがいる家庭「多子世帯」が多いと推測されます。
また泉区は伝統的に幼稚園が充実しており、交通網の発達により需要の増えた保育機能も整いつつあります。さらに大きな要因は「高齢化がプラスに働いている」ということです。泉区は町内会、スポーツ団体など「元気な高齢者」が見守ってくれています。子どもたちが大好きな盆踊り、運動会、様々な物事を支えてくださっている事に感謝申し上げます。
泉区民、自信を持とう!
もしかすると皆様も「これでいいのかな」「お節介かな」と地域で生活しているかと思われます。大丈夫、泉区は間違っていない。データから「子どもも高齢者も多い二刀流の街、泉区」を証明しました。これからは自信を持って「住むなら泉区」と内外に発信していきましょう。
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