犬蔵中学校区のPTAで組織される三校連絡協議会(犬蔵中学校・白幡台中学校・犬蔵小学校)が実施した通学路の危険箇所のアンケート結果がこのほどわかった。
このアンケートは全国で報じられている通学路での子どもたちの交通事故を受け、改めて危険箇所をあぶりだそうと実施された。各小中学校から保護者に対し「普段危険に感じる場所」と「思いつく対策」の2つに対して回答を求めた。
寄せられた回答は2小学校からおよそ200件、中学校からは50件ほどだった。
今回のアンケートで多くあげられたのが尻手黒川道路の各交差点と、裏道として車が通り抜ける住宅街の道路だった。
尻手黒川線では犬蔵交差点や菅生車庫前バス停の交差点付近が指摘された。犬蔵交差点付近は近年、同2丁目のマンションが増えたことで道路が整備され交通量の増加。通過スピードも上がっており、店舗に立ち寄るための横断歩道通過が危険との指摘があった。また、裏道ではゆりかご保育園前の通称ゆりかご通りのがあがった。こちらは裏道で使う車が多く、広くないにもかかわらず時速50Km制限の道路であることに危険を感じるとのことだった。
このほか、尻手黒川道路菅生車庫前バス停の変則交差点や初山2丁目の5差路など11地区が危険箇所として指摘された。
今回の結果は今夏、アンケート結果を基に現地の映像を録画、区危機管理担当などに改善を求めたとのこと。しかし、10月21日現在、回答はない。区ではと話している。
音頭をとった犬蔵中学校PTA会長大久保郁生さんは「地域の子どもたちの安全のため、できることからでいいので改善に向けて前向きに考えてほしい」と訴えた。
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