神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2013年5月31日 エリアトップへ

馬絹神社 境内で氏子が田植え しめ縄用の藁作り

文化

公開:2013年5月31日

  • LINE
  • hatena
境内に水田を作り田植えをする氏子ら(写真は奉賛会提供)
境内に水田を作り田植えをする氏子ら(写真は奉賛会提供)

 区内馬絹の馬絹神社で、26日、しめ縄作りのための田植えが行われた。これは同神社氏子らが、現在の社殿が竣工された27年以上前から続けている神事。11月と12月に作るしめ縄に使う藁を育てるために、同神社境内に12平方メートルほどの簡易水田を作り苗から稲を育てている。栽培、稲刈り、しめ縄作り、奉納まで氏子らがすべて自分たちの手で行っている。

 同神社奉賛会の田邉英夫会長によると、田植えができる場所や人手不足から、手作りで行える神社は区内でも減っているという。

 この日は、氏子10人が参加。約20cmに育った苗を15cmのマス目にひとつ一つ等間隔に植えていった。

 品種はもち米。伸びが良く、葉が柔らかいことからしめ縄作りに適しているという。田植え後は四隅にお神酒がまかれ稲の成育を参加者全員で祈った。氏子のひとり、角田浩史さんは「神事に携わることで自然と気持ちが引き締まった。無事に育ってほしい」と期待を寄せていた。

 毎年作るしめ縄は長さ約4m、重さ約30kg。田邉会長は「この伝統行事を我々の手で守っていきたい。地域の子どもたちにも参加してもらえたら」と話した。

 稲刈りは、稲穂が出る前の8月上旬。天日干しと陰干しを経て、11月中旬に藁を編んで縄にする。12月29日に3本を縒っていく。

宮前区版のローカルニュース最新6

こどもの日はスポーツを

こどもの日はスポーツを

ワンコインで体験

4月27日

「育児や介護に不安」

外国人市民代表者会議 市長に報告

「育児や介護に不安」

4月26日

DXの取り組み公開

多摩川橋リニューアル工事 NEXCO中日本

DXの取り組み公開

4月26日

優勝の喜び再び噛みしめ

富士通レッドウェーブ

優勝の喜び再び噛みしめ

ラゾーナで報告会

4月26日

地域医療支援病院に

井田病院

地域医療支援病院に

紹介率など要件クリア

4月26日

平和の絵を描こう

ゆめパでキッズゲルニカ 参加者募集

平和の絵を描こう

4月26日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook