人通りの多い駅周辺を中心に設置された防犯カメラ（写真右）。上から撮影するタイプで視野角は360度。管理運営は商店会が行う。録画映像は犯罪、事故の発生時のみ警察に提供となる
宮前平駅前商店会（関口征男会長）がこのほど、防犯カメラの８台の設置を完了させた。場所は宮前平駅周辺と尻手黒川道路沿い。「地域の皆さんに安全と安心の提供ができれば」と関口会長は近隣住民への恩返しと話す。
安全と安心の街づくりを商店会のレベルで考えていた同商店会は、鷺沼駅、宮崎台駅はすでに設置されている防犯カメラが宮前平駅周辺にないことを危惧。自転車盗難や空き巣の被害もあると聞いたことから話し合いの末、地域への恩返しを兼ねて商店会で設置することを決めた。
設置場所に関しては宮前警察署（長谷川元文署長）に相談。同署のアドバイスを受け、自転車置き場周辺などの防犯は勿論、交通事故抑止に向けて尻手黒川道路周辺に設置することを決めた。
設置された防犯カメラは３６０度撮影するタイプ。 カメラのメンテナンスや管理は同商店会がおこなう。個人情報に配慮し、犯罪が発生した際に、警察から要請があった場合にのみ、カメラの映像を提供する。
関口会長は「防犯カメラを犯罪抑止、事故防止につなげ、地域商店会として安全安心の街づくりに協力していきたい」と話した。
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