神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2017年12月1日 エリアトップへ

本紙インタビュー 「最幸のまち」今後も市民と 2期目の福田市長に聞く

政治

公開:2017年12月1日

  • X
  • LINE
  • hatena
インタビューに答える福田市長
インタビューに答える福田市長

 10月の市長選で2選を果たし、11月19日から2期目に入った福田紀彦市長が本紙の単独インタビューに応じた。福田市長は2期目への抱負を語りながら、「今後も『最幸のまち』を市民と一緒につくるプロセスを大切にしたい」と語った。

◇◇

 ――1期目の4年間をどう総括するか。

 「4年間で市民と約束したマニフェストの中で力を入れてきたのが子育て支援策。待機児童の解消や小児医療費の助成拡大、中学校給食など、それぞれをしっかり実現できた。特に中学校給食は保護者や教職員らが積極的に関わってくれてスピード感をもってできた。そして、税収を満たす仕組みとしての産業政策の中では、進展のなかった『羽田連絡道路』を4年間で着工まで進められたことなど、首都圏をけん引できるインフラが4年間でできつつあり、今後も取り組んでいきたい」

 ――2期目で取り組みたいテーマは。

 「川崎では今後も子育て世代が増えていく。4年間で新たに7千人の認可保育園の受入れ枠を確保するなど、引き続き待機児童対策に力を入れたい。また市内でも高齢化が進む中で地域包括ケアシステムの構築が重要となる。そのためには各区や地域との連携がとても大切で、行政もコミュニケーションを密にしたい」

 ――選挙戦で掲げた「子ども・若者応援基金」とは。

 「国が貧困とする水準を下回る世帯で生活する子どもの割合は市内で7%。将来の機会格差につながる経済格差を生まないための応援基金として競輪、競馬事業の収益金などを充てて創立する。まずは枠組みをつくるために今年度中に議案を提案したい。事業としては市独自の奨学金や学習支援など、NPO法人などと一緒に協力していく」

 ――2020年を見据えた「かわさきパラムーブメント」とは。

 「20年は通過点。未来へ大切なのは差別や偏見のない子どもたちを育てるための教育。その意識、社会変革が一番のレガシー(遺産)になると信じている」

宮前区版のローカルニュース最新6

ツツジ艶やかに

等覚院

ツツジ艶やかに

見頃を迎え

4月26日

「育児や介護に不安」

外国人市民代表者会議 市長に報告

「育児や介護に不安」

4月26日

DXの取り組み公開

多摩川橋リニューアル工事 NEXCO中日本

DXの取り組み公開

4月26日

優勝の喜び再び噛みしめ

富士通レッドウェーブ

優勝の喜び再び噛みしめ

ラゾーナで報告会

4月26日

地域医療支援病院に

井田病院

地域医療支援病院に

紹介率など要件クリア

4月26日

平和の絵を描こう

ゆめパでキッズゲルニカ 参加者募集

平和の絵を描こう

4月26日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook