宮前区子育て支援事業の一環として、区民が求める子ども・子育て支援を皆で考え実現する講座「ピープルデザイン未来塾」が6月からスタートする。これに先駆けて、同講座の説明会が5月20日(水)に開催される。
ピープルデザインとはNPO法人ピープルデザイン研究所(東京都渋谷区)が提唱する「心のバリアフリー」をクリエイティブに実現する考え方や方法のこと。障害者・高齢者・外国人・子どもなどのマイノリティの目線で存在するさまざまな課題を、スポーツやエンターテイメント、ファッションなどの「わくわくするコンテンツ」を通じて改善していく。
川崎市と同NPO法人はピープルデザインの考え方を活用し、多様な人が混ざり合い賑わいのあるダイバーシティ(多様性)のまちづくりを目指した包括協定を2014年7月に締結。イベントを通した就労体験のほか、研修や講演などを実施している。
宮前区で行われる「ピープルデザイン未来塾」では、同NPO法人代表理事の須藤シンジ氏を講師に迎え、子育て中の人が自ら子育てしやすいまちづくりについて考えていく。「子育て中のお母さん達の目線で地域の未来を一緒につくっていきましょう」と須藤さん。
講座は6月〜来年2月までに全5回開催。各回とも時間は午後1時〜3時。会場は区役所会議室。
講座を受けるには申込制の説明会に参加する必要がある(説明会に参加できない場合は応相談)。説明会は5月20日(水)午前10時〜11時30分。場所は宮前区役所4階第4会議室。定員40人。対象は区内在住・在勤で0〜18歳の子どもの保護者、または子育て経験のある人。無料。保育有。
説明会の申込みはきょう15日(金)締め切り(定員に満たない場合は締め切り後も対応、電話で問合せを)。
申込み・問合せ先は区役所こども支援室【電話】044・856・3118。
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