森永乳業(株)の栄養士による市民向けの食育講話と調理実習が3日、宮前市民館で行われた。主催は区内の栄養士グループ「栄養士みやまえ応援団」。
これは同応援団が年に1度行っている市民講座の一環。社会貢献事業として料理講習会を行っている森永乳業(株)の栄養士を今回初めて招き、22人の市民が参加した。
実習では和食に牛乳や乳製品を足すことで不足しがちなカルシウムを補い、減塩にも役立つという「乳和食」のメニューを調理。栄養士らのアドバイスを受けながら、ヨーグルトを使った和風のソースや練乳を使ったデザートなどのつくり方を学んだ。
参加者からは「家にあるもので簡単に作れるので嬉しい」「塩分を控えるために香りの立つものを使うなど、勉強になった」という声が聞かれた。
実食後は森永乳業(株)管理栄養士の中村裕子さんによる講話が行われた。「免疫細胞の70%は腸にある」「毎日少しでもヨーグルトを」など、腸の健康の大切さについて話し、参加者から相次ぐ質問に答えていた。
栄養士みやまえ応援団代表の志賀美知子さんは「より専門的なお話を市民の皆さんに伝えられ、有意義な講座になったのでは」と話していた。
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