国際テニス連盟(ITF)によるジュニアテニスの国内大会「世界スーパージュニアテニス選手権」がこのほど大阪府で開催され、麻生区栗木にあるS.ONEグリーンテニスクラブ所属の本玉真唯選手(16)が女子シングルスで優勝した。同大会女子シングルスでの日本人優勝は2007年以来8年ぶりの快挙となった。
「物凄い大きな大会で、自分の力を出し切ることが出来たのが嬉しい」と喜びを語った本玉選手。世界を巡るITFツアーの中でウィンブルドンと全仏、全豪、全米の4大大会と同等の「グレードA」に位置するこの大会を制したことで世界ランキングがこれまでの234位から一気に57位まで跳ね上がった(11月2日現在は56位)。
今大会の3回戦では、第6シードで世界68位のカンコヴァ選手(チェコ)と対戦。「100位以内のランキング選手に勝ちたい」という目標を掲げていた本玉選手は見事初挑戦で撃破。波に乗って決勝戦まで制した。
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