宮前区役所ではサービス向上のため、区民のニーズに応える3つの改善策を11日から試験的に開始した。
同取組は入庁2年目等の若手職員10人によるチームが主導で、今年5月に活動を開始。高津区役所の「たかつ一言ポスト」のヒアリングやマルイファミリー溝口の接客視察、区役所来庁者の実態調査などを行い、議論を重ねてきた。
丁寧な応対や正確で迅速な事務処理など、更なる区民満足度の向上が求められていることを課題にあげ、【1】「みやまえ☆ご意見BOX」の設置、【2】「みやまえ☆マジックフレーズ」の放送、【3】「みやまえ☆リーフレット」の作成を改善策として提案した。
【1】では区役所への意見や要望を書くことができるアンケートを現行の選択式のものから自由回答式に刷新。区民の意見を聞きやすいものとし、各担当課につなげて回答を区民にフィードバックできる仕組みをつくった。意見BOXは区役所内4カ所に設置し、回答も閲覧できる。【2】では、開庁2分前から「少々お待ちください」や「ありがとうございます」といった窓口対応を円滑にする用語を庁内放送で流し、復唱することで職員の意識向上を図る。【3】では来庁者が問い合わせたい窓口を見つけやすい構成に改善した。区では「約3カ月の試行期間を経て、来年度から本格実施していく」としている。
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