日本共産党川崎市議団市政報告 市立小・中学校老朽化した設備改善を求める 佐野 よしあき
私は、2016年第4回定例市議会一般質問で市立小・中学校の老朽化した設備改善について取り上げました。
産業道路沿いに立地する南大師中学校、四谷小学校、臨港中学校には、旧首都高速道路公団の助成を受けて設置された冷暖房装置があります。設置から40年以上経過し、老朽化による故障や吹き出し口から出る埃により児童生徒が健康に影響を及ぼしかねないこと、教室により吹き出す温度に差が出るといいます。私は、空調設備の改善について、対応を求めました。
教育次長は「今後は、学校施設長期保全計画に基づく空調設備の改修等を行い、学校の空調設備の改善を図っていく。また、不具合の状況に応じて、より迅速な対応が必要な場合には、個別空調への切り替えも含め検討していきたい」と答えました。
私は、「一度に改善することは難しいかもしれないが、空調が効きにくい教室への個別空調への切り替えなど、児童生徒の教育環境の改善に迅速に取り組んでほしい」と要望しました。
助け合いの避難所運営について
昨年暮れに開かれた市立看護短期大学公開講座に参加した際、大規模地震に備え「避難所運営にはお客様はいない」という視点に基づく「助け合いの避難所運営」の重要性が指摘されていました。
大規模地震に際し、避難者が避難所運営で助け合えるか否かで、行政職員や町内会役員への負担の集中が避けられ、その分、創意工夫ができ、感染症を防ぐための衛生管理も行き届くなど、避難生活に大きな違いが出るということです。
私は、そうした視点を踏まえた避難所運営に向けたルール化と実践的な訓練の実施について質問しました。
総務企画局長は「災害発生時に、避難所運営を円滑に行うためには、自主的に避難所運営に参加していただくことが大変重要。今後は熊本地震の職員派遣から得られた教訓等を踏まえ、運営マニュアルの見直しを行い、各種訓練についても関係局や区と連携して取り組みたい」と答えました。
議会ではその他、老人いこいの家の設備改善など質問しました。
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4月26日
4月19日