神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2017年5月5日 エリアトップへ

来月世界選手権に臨むフロアボール男子U―19日本代表に選ばれた 猿渡(さるわたり) 成(なるみ)さん 市立川崎高1年

公開:2017年5月5日

  • LINE
  • hatena

「多くの人に競技を知ってほしい」

 〇…5月2日からスウェーデンで開催されているフロアボール男子U-19世界選手権の日本代表に選ばれた。半数が市内出身あるいは在住というチームの中で、最年少での選出だ。「こんな大きな経験の機会が得られて素直にうれしいです。体の大きい外国選手にどこまで通用するか試してみたい。しっかりコンディションを整えて臨みます」と、表情はあどけなさを残すも力強い口調にその意志が伝わってくる。

 〇…フロアボールは2020年東京五輪の追加種目候補にも挙がったアイスホッケーに近い競技で、激しい接触プレーもある。その接触を無くし子どもでも楽しめるようにしたネオホッケーをたまたま見て興味を持ち、小学3年からクラブチームでプレー。中学からはフロアボールが解禁となり、そちらを中心に。代表では、年上の人たちについていくことを「一番意識する」というものの、「自分のよさはゴール前のポジショニングや繋ぐプレー」と、堂々たる姿勢。「パスが通って点が入り、勝った時の快感が忘れられない」と満面の笑みだ。

 〇…この春から市立川崎高校の1年生。フロアボールはクラブチームで続けつつ、学校側の了承を得て体力づくりを目的にバドミントン部に入部した。それゆえ「休みの日は何を?」の質問に、「部活のない日はクラブで練習するので、ほとんど休みはないです」と苦笑い。だが、フロアボールに関わっている時間がとにかく楽しいという雰囲気が、言葉の端々や表情からも垣間見える。

 〇…「目標はA代表入り」。東京は逃したが、将来のオリンピック種目入りのためにも、世界で戦えるチームになり、もっと多くの人たちに競技を知ってもらうことが必須という。同時に今も行っている小学生らに教える活動も続けていく。「底辺からの普及こそ大事だから」。高校生とは思えない全体を見渡す力がすでに備わっている。

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

高橋 宏和さん

川崎郷土・市民劇『百年への贈り物ー川崎市誕生ものがたりー』で主役を演じる

高橋 宏和さん

多摩区在住 52歳

5月10日

村上 健二さん

川崎消防団長に就任した

村上 健二さん

川崎区日進町在住 73歳

5月3日

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月26日

加藤 和男さん

3月19日付けで川崎警察署長に就任した

加藤 和男さん

川崎区在住 59歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

多摩区出身 26歳

4月12日

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

少年消防クラブ指導者として総務大臣表彰を受賞した

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

川崎区桜本在住 78歳

4月5日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月10日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook