神奈川県が進めるメガソーラー(大規模太陽光発電所)設置の誘致先の一つに、市内上古沢他の岩石採取事業跡地が入っていることが、2月13日に県が公表した調査結果で分かった。県は今後、設置を希望する民間事業者の申し込みを3月上旬から受け付ける。
メガソーラーの設置は、県が再生可能エネルギーの普及などを目指すため昨年秋に掲げた「かながわスマートエネルギー構想」の一環。誘致に向け、県が市町から情報提供のあった土地を中心に基礎調査を実施。県内12カ所をリストアップした。
市内上古沢他の土地は、1972年4月から2005年6月まで岩石採取場として使用されていた民有地(約14・6ヘクタール)。12カ所の誘致先のうち、2番目に広い。土地提供の方法は地権者と応相談としている。市環境総務課によると「敷地面積の広さや事業跡地だったことなどから、地権者の了解を得て、この1カ所を県に情報提供した」という。
一般的に1メガW(一般家庭約300世帯分)の発電には2ヘクタール程度の敷地が必要とされる。県太陽光発電推進課は「土地の規制や障害物等があり、土地すべてに太陽光パネルが置ける訳ではない」と説明した。
市は2012年度当初予算案に大規模太陽光発電施設設置奨励金として3000万円分(2メガW)を計上。県太陽光発電推進課は「市独自の奨励金が設置の大きな後押しになると期待している」と話した。
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