今年4月から地方公営企業法の全部適用へ移行した厚木市立病院。これに伴い病院の経営責任者である病院事業管理者が新たに設置され、同院院長の山本裕康氏(52)が就任した。山本氏に今後の展開などについて伺った。
全部適用は、これまで市長が持っていた病院運営全般の権限を、市長が任命する病院事業管理者に移行し、病院経営の自律性や機動性を高め、経済性を追求しようというもの。人事や予算等広範な権限を持つ。
公立病院としての役割を維持しつつ、経営の効率化を図り民間経営に近づいた病院経営を推進することがねらい。「その時々の医療ニーズ、市民の皆様のニーズにあったものを臨機応変に適切な時期に決断し、実行することができるという意味ではすごく良いシステムだと思います」と話す。
今年度、病院の基本理念を『市民の皆様に信頼される医療を提供します』に定め、【1】安全で良質な医療の提供【2】真心のこもった医療の提供【3】健全な病院経営の推進の方針を掲げた。
ICU(集中治療室)などを備えた新病院の建設は今年8月に着工し、2014年4月には6〜7割の機能が動き始める。高度医療を支えるため看護師100人を含め、スタッフを約150人増やす計画も進む。「地域医療を推進していく上で、地域の病院や開業医と連携を図るのが私の仕事。患者さんだけでなく、スタッフ全員がこの病院で働くことを誇りに思える魅力的な病院をつくっていきたい」と力を込めた。
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