今年3月で供用開始から1年が経過した厚木市斎場(下古沢)。火葬炉・式場の利用率がともに高い状態で推移していることが、本紙の取材でわかった。
市内利用は増加
2012年度に実施された火葬件数は1722件で、このうち市民の利用件数は1527件。同年に市内で死亡した人数の93・45%を占めた。11年度は1406件(87・98%)で、利用率の増加がみられた。市は、旭町にあった旧斎場で4基だった火葬炉を6基に増設したことなどが理由と分析している。
一方、市外の利用者は11年度の340人から195人に減少。市は使用料が3万円から7万円に値上げしたことなどを原因として挙げている。また「あくまで市民優先だが、火葬するのに数日間待たなければならない自治体にも積極的に情報の提供をしていきたい」とし、新斎場を利用する葬祭業者へのPRにも力を入れたい考えだ。
地域住民の理解を得て斎場を建設した経緯を学ぼうと、斎場建設に課題を抱える県外の13自治体が視察に訪れているという。
式場の利用率は9割
斎場に併設された2つの式場。12年度上半期の利用率は5割程度だったものの、今年に入ってからは9割に近い利用率だという。市は、民間の葬祭業者が式場利用に慣れてきたことや、12年10月から施設見学会を18回開催してきたことなどを利用率向上の理由とした。4月21日に実施の見学会にも62人が参加。見学会は今後も継続していくという。
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