あつぎの遺跡展「厚木宿を掘る」と題した講演会が3月21日、厚木北公民館で行われ、地元住民など100人の来場者で賑わった。
この講演会は、市郷土資料館で3月23日まで開催された「遺跡展」の関連講座として行われたもの。有識者の話を聞くことで、違った角度から幅広く「厚木宿」を考えてもらうことがこの講演のねらい。
講師は、厚木市史編集委員の平本元一さんと(株)玉川文化財研究所の小山裕之さん。最初に平本さんが、「厚木宿の形成と発展〜遺跡発掘調査、古文書資料等から〜」をテーマに、当時「厚木宿」と言われた東町の様子を資料や写真をもとに解説した。また、江戸時代に東町に出土した遺物などもスライドで紹介した。
小山さんは、2013年3月18日から6月5日までの「東町遺跡第5地点の調査」をテーマに講演。調査で、この地区が近世から近代にかけて活発に土地利用されていたことを解説した。来場者は真剣な表情でメモを取りながら、講演に聞き入っていた。講演が終わると講師に質問する参加者の姿も見られた。
初めて講演を聞いたという旭町在住の渡辺務さん(56)は、「宿が東町よりも南の方にあることがとても興味深かった」と話した。
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