市点訳赤十字奉仕団 「日々積み重ね」半世紀
1964年6月に県で3番目に結成した厚木市点訳赤十字奉仕団(清水かつ子委員長)が設立50周年を迎え、記念式典が7月3日、アミューあつぎで開かれた。
活動は「視覚障がいの方には点字が必要」との思いから、文字で書かれた情報を点字で表す「点訳」を通し、視覚障がいがある人に点字による文字情報を提供し、支援を行うことが目的。また、弱視児童・生徒のため教科書の拡大写本を製作している。団員は現在85人。市総合福祉センターが活動拠点だ。
事業は、「広報あつぎ」「社協あつぎ」などの公共刊行物の製作のほか、視覚障がいがある人への点字指導や、市社会福祉協議会からの依頼で、小学4年から中学1年までを対象とする福祉点字体験の講師を市内21校に派遣している。現在は、パソコンと点字プリンターによって印刷し、機械化が進んでいるが、昔は点字板を使用した手打ちで、地道な努力が欠かせなかったという。団員は、視覚障がいがある読者から反応があるところが大きなやりがいになっていると口を揃える。
設立半世紀を迎え、清水委員長は「設立当初から携わっている先輩方の支えが大きく、充実した活動ができています。団員の皆さんが同じ方向を向いてやっていただいており、日々の積み重ねでここまで来れました」と話した。
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4月19日